あまり有名な動物園ではありませんが、子供が目一杯楽しめて、親がすごく楽な動物園のご紹介。友人に教えてもらったので、行ってきました。
子供が楽しめて、親が楽。まさにそんな動物園でした。メジャー動物園は人も多くて、ゆっくり動物も見ることができない…
そして、大人が、めちゃくちゃ疲れてしまう。そんな経験をした人も多いのではないでしょか。
そんな疲労を軽減してくれるのが、この「市川市動植物園」なのです。
疲れず、動物を見て、遊具で遊べて、電車にも乗れる!
そんなテーマパークなのです。
市川市と松戸市のちょうど境あたりに位置する動物園で、東京都内からも行きやすい立地にあります。
千葉県市川市は東京都に隣接する市で、居住地として人気エリアで地価も高いところです。
それでは、魅力いっぱいの市川市動植物園の紹介です。
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Contents
「市川市動植物園」の魅力
- 入園料が安い
- 人が多すぎない。
- 園内が広すぎない。
これ、決してマイナスイメージで言っているのではありません。全てプラスイメージです。この程よい感じが、親も楽であり、子供も目一杯遊べるのです。
入園料が安い。
この市川市動植物園は「市川市」が運営・管理を行っているのです。ここで働く人たちも公務員ですね。なので、安い入園料で1日楽しめることができます。
入園料(一般)
大人:430円、小人:100円、未就学児:無料
年間パスポート
大人:1,240円、小人:310円、未就学児:無料
参考:ディズニーランドの入園料
入園料(一般)
大人:7,400円、小人:4,800円
年間パスポート
大人:61,000円、小人:39,000円
どうですか?安い!「比べる対象が…」とか言うツッコミは一切、受け付けません。金額のみを単純に比較してください。
同じ一日、遊ぶにしても、これだけ安く遊ぶことができるのです。
人が多すぎない。
上野動物園などの人気動物園は休日は人が多すぎて、なかなか思うように動物が見れなかったりします。ただでさえ、動物は生き物ですので、見たい時に見たい姿を見れないことはよくあります。
そんな、心配はご無用なのが、この「市川市動植物園」なのです。休日でも、程よく賑わっていて、動物たちもしっかり観察できます。
子供たちにとってはじっくり動物を見ることができる、最高のテーマパークです。なんと、「市川市動植物園」は、後ほど記載しますが、猛獣と触れ合えることもできます。
園内が広すぎない。
園内が広いテーマパークは本当に大人が疲れます。小さなお子様は、必ず抱っこが必要です。ベビーカーに乗っていてくれれば良いのですが、動物園はそうは行きません。(ベビーカーの貸し出しもちゃんとやってました。)
抱っこしないと見れない動物もいるので、必ず「抱っこして〜」って言ってきます。ちなみに私の娘は最近「抱っこしなさい。」と言ってきます。
園内案内図を見ていただけるとわかるように、そんなに大きな施設ではありません。歩いて、抱っこしてでも、十分対応できる広さです。
こんなに、安くて、狭い施設で一日遊べるのか??疑問に思っている方も、この先を読み進めてください。
「市川市動植物園」入園
入園すると、すぐに「ふわふわトランポリン」が出現です。4歳から小学4年生までが利用可能です。
3分間の交代制でトランポリンが楽しめるようです。私の娘と息子は2歳、0歳なので、ここはスルーですが、4歳、5歳は間違いなく、入りたがるでしょう。まぁ、3分なので、お父さん、お母さん付き合ってあげてください。
そして、先に進むと、動物達が見えてきます。
ちょっとした、本当にちょっとした牧場のような雰囲気が目の前に広がってきました。
ポニーや牛、ブタやカミツキガメなんかがお出迎えしてくれます。本当に牧場のような雰囲気です。2歳の娘はこれを見ただけで、大興奮です。普段、見ることができない動物達に会えて、自分なりに色々お話していました。
先に進むと、小動物がいます。リスザルや鳥達が展示されています。そのエリアで可愛い奴がいます。可愛い姿を見せてくれる奴がいます。
ミーアキャットです。この立ち姿、愛らしくてたまりません。娘も「立っちした、立っちした〜、立っち上手だね〜。」と話しかけています。
カワウソが気持ちよさそうに泳いでいます。また、コイツの立ち姿が可愛らしい。写真に納めることができませんでしたが、立った姿は非常に可愛らしいです。ホームページから写真を引用します。
そして、5月30日は「世界カワウソの日」だそうです。人生において役に立つ情報かどうかはわかりませんが、「市川市動植物園」では「世界カワウソの日」に向けて、カワウソのプチガイドを行なっていました。
絶滅の危機にあるカワウソの生態を知り、絶滅しないようにという願いを込めて、5月30日を「世界カワウソの日」に指定して、各団体がいろんな取り組みをしているそうです。
また、1つ勉強になりました。
立派な、サル山もありますよ!えっ??サルはどこ??
安心してください。ちゃんといます。暑くて、日陰で休んでます。に、してもこの人口密度(猿口密度??)。なんて言えば良いかわかりませんが、こんな立派なサル山があるのに、サルはそんなに多くない。
サルにとっては住みやすい環境なのかもしれませんね。でも少ないサルでも元気一杯走り回ってましたし、水浴びしたりもしてましたので、見ていて、ちゃんと楽しめます。
こちらでは様々な鳥達が放し飼いにされていて、鳥が間近で見ることができます。フラミンゴもいます。数は多くないけれども、フラミンゴも間近で見ることができますよ。
動物たちのご飯の時間も決まっています。この時間に合わせて、子供を動物のところへ連れて行ってあげると、食事してる動物たちの姿を見ることもできます。
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レッサーパンダとオランウータンが2大スター
市川市動植物園のスターはレッサーパンダとオランウータンのようです。そして、ミニ鉄道のりば??なんか、なんかこの先には面白そうな場所がありそうな予感です。
この2大スターの待つエリアに向かう途中、エミューが竹林の中で飼われていました。
ここの竹林はレッサーパンダの餌である笹を取るために、竹を育てているそうだ。パンダしか笹を消化できないので、パンダの仲間しか笹を食べないと聞いたことがある。レッサーパンダもパンダなんですね。
この先には、気持ちの良い公園が広がっています。
レッサーパンダもオランウータンもいましたよ。
動物を写真に収めるのは難しい…実はこのオランウータン赤ちゃんを抱っこしているのです。「市川市動植物園」で2月に生まれた赤ちゃんのようなのですが、大人がカメラ片手にシャッターチャンスを狙っていました。
少し顔は見れましたが、可愛い赤ちゃんでしたが、写真は無理でした。ホームページから写真を転用しますが、運が良ければ、こんな可愛い赤ちゃんが観れるかもしれませんよ。
市川市動植物園に行った際には、この2大スターは是非観ておきたいですね。記念撮影場所はレッサーパンダ一色でした。
世界で「市川市動植物園」でしか味わえない醍醐味
ここにはメジャーな猛獣もいます。大型動物もいます。なんとそんな動物達と触れ合うことができるのです。さすがに、他のメジャーな動物園ではこの経験はできないでしょう。
トラが放し飼いです。ただ、よくしつけされているのか、人を襲うことはないそうです。子供たちもトラさんに群がって、トラさんの背中に乗ってましたが、安全にトラと遊んでいました。
ゴリラが放し飼いです。ゴリラの肩を抱いて、写真が撮れる動物園が他にあるのでしょうか。こちらも非常におとなしく、瞬きせずに、遊んでいる子供たちを見守っていました。
キリンが放し飼いです。親子でしょうか?全く同じ方向を向いて、微動だにしません。そして、衝撃写真が…
キリンの背中に乗る少女。こんな光景が見れる場所は他にありますでしょうか。きっと、アフリカを旅しても決して見ることのできない光景です。
ここまで、人になつくキリンは世界で珍しいでしょう。よほど、市川市動植物園の飼育員の皆さんが頑張って飼育してきたのでしょう。その頑張った結果が、この写真から伺うことができます。
放し飼いにしている動物は他にもいました。是非、行って確かめてみてください。
ミニ鉄道!
ミニ鉄道に乗ることができるのです。小さな子供たちは大ハシャギ間違いなしの乗り物です。
最初にミニ鉄広場駅で切符を購入です。1歳以上は一律100円の乗車券が必要です。そして、運行状況も確認しましょう。
ここの鉄道は「北斗七星」「のぞみ」「はやぶさ」が走っているようですが、日によって走っている電車が違うようです。ちなみに、行った日は「はやぶさ」でした。その電車がこちらです。
乗ってる人を見ていると、子供より大人の方が笑顔になっている感じがします。(笑)童心にかえるってこういうことを言うのでしょうね。子供たちが大人に見えます。
踏切なんかもあり、結構本格的です。途中トンネルもありました。そして、電車からの風景は、放し飼いにされたキリンも見ることができます。
私の娘は2回乗りました。2回乗っても、2人で400円(笑)こういうちょっとしたアトラクションがあるのは、子供も喜びますし、動物を見るだけより、楽しさが倍増します。
ミニ鉄広場駅以外の駅はなく、一周して、同じミニ鉄広場駅に戻ってきます。これなら、何回か乗せてあげてもいいですよね。
線路沿いには桜の木がたくさんありました。桜の季節に来るとまた、違った楽しみ方ができそうですね。
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遊具も充実
市川市動植物園の一番奥には、たくさんの遊具があります。
この他に、ブランコ、鉄棒、ジャングルジム、シーソー等、一通りの遊具が揃っています。動物見て、電車に乗って、これらの遊具で遊んで、子供たちも大満足です。
人も多すぎないのも、遊具をたくさん使えるし、ここのいいところです。目一杯、子供を遊ばせることができます。
そして、大人気なのが、ソリ遊びです。この人工芝でできたお山でソリ遊びをすることができます。2歳でも大ハシャギでソリに乗って遊んでいました。楽しすぎて、エンドレスです。
このソリは無料で貸してもらえます。
遊具広場のすぐ脇の休憩所にソリが置かれているので、自由に持ってきて遊ぶことができます。この休憩所は、トイレや授乳室などがあり、冷暖房も完備されていました。
そして、絵本や図鑑も置いてあり、座って絵本を読んでいるお子さんもたくさんいました。
絵本や図鑑のボロさは、許してあげてください。人間も完璧な人間はいません。動物園も完璧な動物園はないのです。お父さん、お母さんの休憩中に子供が退屈しないように、市川市動植物園の配慮でしょうか。
これなら、子供も退屈せずに済みますね。
また、園内には要所要所で、小さい子供が楽しめるようなものがあります。竹でできた遊具が多かったです。
なかよしひろば
動物園入り口付近にある「なかよしひろば」では、動物と触れ合うことができます。
ヤギがブタが自由に歩き回っています。今回、ブタは檻の中で爆睡中でしたので(笑)ヤギしか歩いている姿は見れませんでした。
このヤギやブタに自由に触れることができるのです。
恐る恐る、触れる子供や、勢いよく触ってヤギに怒られている子供(笑)子供の反応を見ているだけで面白いです。しかし、ヤギもあれだけ触れられて、嫌じゃないんだろうか??
ヤギ、ブタ専用のブラシも置いてあります。自由にヤギやブタの体をブラッシングしてあげることができます。ブラッシング中は気持ちよさそうに大人しくしているヤギでした。
モルモットもお膝に乗せて、触れ合うことができます。これが人気で、ここは列を作って順番待ちしていました。ただモルモットもたくさんいるので、列ができていても、すぐに順番が回ってきます。
せっかくですから、子供たちには是非触らせてあげましょう。モルモットの爪は結構痛いですが、おとなしいですし、膝に乗せるタオルも貸してくれます。
その他、うさぎやウズラ、フクロウなんかも、この「なかよしひろば」にはいましたよ。
良い子のみんなは、動物さんたちと遊んだら、ちゃんと手を綺麗に洗いましょう。
ランチ情報
ランチは一応、食べるところは1箇所あります。動物園の入り口から近い建物に、売店があります。
写真を見ていただいてわかる通り、こんな感じです。(笑)
オススメは、お弁当やコンビニで買ってきたものを外で食べるのが一番良さそうです。実際にお弁当を持ってきて、外で食べている人が、多くいらっしゃいました。
先ほど紹介した、キリンが放し飼いされている広場で、レジャーシートを敷いたり、テントを立てて、お弁当を食べているご家族もたくさんいらっしゃいました。
そして、ベンチもたくさんあります。ベンチでランチを食べている人もたくさんいました。この広場だと、動物の臭いも気になりませんし、天気のいい日には、爽快な気分でお昼を食べることができます。
自然博物館
ここには自然博物館という、博物館もあります。今回はサラっと通っただけでしたが、小さな生き物の展示や生態が学べる施設になっているようです。
2歳と0歳の子供連れでしたので、あまり長くはいませんでしたが、小学生くらいの子供で、動物、生き物好きには良い場所なんじゃないでしょうか。
教科書で学ぶような展示もあり、楽しみながら、いろいろ学ぶこともできますね。もう少し、子供が大きくなったら、連れてきてあげたいと思います。
他にも楽しめる場所はいっぱい!
実はこの動物園は公園内にある、一部の施設であって、他にもたくさん見て、遊んでができる施設がたくさんあるのです。
バラ園や観賞植物園、アスレチック。無料で楽しめる施設が結構あるのですね!動物園も十分やすいですが、お金をかけずに楽しめる方法がいくらでもありそうな場所です。
夏には、ホタルが見れるとの情報発信しているブログもありました。これは正直、何回行っても楽しめそうな気がします。
季節毎に行ったら、毎回違った楽しみ方ができるかもしれません。また、子供だけでなく、大人のデートとしても結構良いのかも??
最後に「市川市動植物園」って!
どうでしたか??駐車場に停まっている車のナンバーを見ると、大宮や湘南ナンバーの車もありました。初めて行きましたが、結構、遠くから来ている人もいるのでしょうか。
しかし、親にとっては、本当に楽で、子供を目一杯楽しませることのできる施設でした。次、行った時は年間パスポートを買おうかなと思っています。
近所の方は年間パスポートで、ピクニック気分で園内に訪れている人もいるのではないでしょうか。
東京から比較的近い場所にこんな場所があったとは!驚きです。