
星野リゾートの中でも、とくにファミリーに絶大な人気を誇る「リゾナーレ八ヶ岳」。
自然に囲まれた高原リゾートで、ヨーロッパの街並みのような雰囲気と、星野リゾートらしい洗練されたホスピタリティが魅力です。
そんなリゾナーレ八ヶ岳に、赤ちゃん連れで2泊3日の旅をしてきました。
実際に泊まってみて感じた “良かったところ” と “気づいたポイント”、さらに 最新情報やイベントを織り交ぜながら、まとめています。
「赤ちゃん連れで行っても大丈夫?」
「どの部屋が向いてる?」
「プールやピーマン通りは赤ちゃんでも楽しめる?」
こんな疑問がある方の参考になれば嬉しいです。
目次
リゾナーレ八ヶ岳ってどんなリゾート?
《リゾナーレ八ヶ岳》
まずは簡単に施設紹介から。
山梨県小淵沢にある星野リゾートの人気ホテルで、標高は約1,000m。
夏は涼しく、冬は雪景色が美しく、四季を楽しむのにぴったりの立地にあります。

《ピーマン通り》
ホテルの中心には 「ピーマン通り(Piment Street)」 と呼ばれるヨーロッパ風の石畳の街並みが広がっていて、ここを歩くだけで非日常を感じられます。
可愛い雑貨屋
カフェ
ワインショップ
季節ごとの装飾
夜はライトアップ
と、リゾートというより “ひとつの村” のような雰囲気です。
2025年の最新基本情報
住所:山梨県北杜市小淵沢町129-1
チェックイン:15時
チェックアウト:12時(プランによる)
電話番号:050-3134-8093(予約センター共通)
小淵沢駅から無料送迎あり
全172室
チェックアウトが12時までなのは本当にありがたい。
赤ちゃん連れだと朝の支度が慌ただしいので、1時間の余裕がとても大きいです。
宿泊した部屋は赤ちゃん連れには優しいお部屋

《レジスタンスベビー》
《レジスタンスベビー》
今回選んだのは、赤ちゃん連れに最適すぎる「レジデンスベビー」タイプの客室。(今は名前が変わっているかもしれません。)
結論から言うと、赤ちゃん連れなら絶対ここ一択と断言できるくらい快適でした。
レジデンスベビーの特徴(実体験)
ベビーベッドあり
哺乳瓶用の洗浄セット
ミニキッチン(離乳食を温めたり洗ったりできる)
絵本や木馬などのおもちゃあり
ゆったりバスタブで一緒に入浴しやすい
ベビーカー置き場が部屋に確保されている
特に良かったのは
夜泣き対策のためにも、部屋が広く、赤ちゃんが動き回っても大丈夫な空間は本当に助かります。


そして、ベビー用品の充実が非常にありがたい!


ミニキッチンもついているので、赤ちゃんや小さな子供のいるファミリーには、非常に使い勝手の良いお部屋でした。
赤ちゃん連れに感じた“星野リゾートの強み”
リゾナーレ八ヶ岳は「ファミリー向け」を標榜しているだけあり、とにかく子ども目線のサービスが充実しています。
全部は紹介しきれませんが、“本当に便利だった” と感じたものをまとめます。
① ベビーカーでも移動しやすい設計
ホテル内部は段差がほぼなく、エレベーターの場所もわかりやすい。
ピーマン通りは石畳でも比較的押しやすく、散歩も快適です。
② 調乳設備が整っている

部屋のキッチンに加え、館内の共用スペースにも給湯器やお湯が用意されているのが嬉しいポイント。
夜中の授乳もスムーズでした。
③ 託児サービス「ナーサリー」が神

少しの間だけ赤ちゃんを預けられるので、
夫婦でワインを買いに行く
ピーマン通りをゆっくり散策
プールにちょっと入りたい
といった時間がつくれます。
星野リゾートの託児は質が高く安心して預けられるのが大きいです。
④ レストランが「赤ちゃんウェルカム」
子ども用の椅子、キッズカトラリー、ベビーフードの持ち込みOKなど、気兼ねなく食事ができます。
スタッフさんも対応に慣れていて、とても優しい。
人気施設「イルマーレ(il mare)」へ


リゾナーレ八ヶ岳のもう一つの目玉が、全天候型プール「イルマーレ」。
屋内に巨大な波のプールがあり、まるで海のよう。小さい子供向けのボールプールなどもありました。
赤ちゃんでも腰掛けられる浅いゾーン、お湯の温度が温かめのジェットバス、キッズ用滑り台など、年齢に合わせたエリアがしっかり分かれています。

赤ちゃん連れでよかった点
水深が浅いスペースが安心
波の時間が決まっており、タイミングが分かりやすい
ライフガードが多い
更衣室が広い
ベビー用の浮き輪(レンタル)もあり
天候に左右されないので、旅行中の「どこで時間を過ごすか」の悩みがなくなります。


レンタルできるものもたくさんありましたので、特に、家から浮き輪や遊び道具を持って今なくても大丈夫な感じです。
ピーマン通りの魅力は季節ごとに変わる


さて、リゾナーレ八ヶ岳に来たら絶対に歩きたいのが 「ピーマン通り」。
滞在中は毎日散歩していました。
雑貨や飲食店、魅力あるお店



ピーマン通りには可愛い雑貨店や美味しそうなお店が並んでいます。
是非散歩してみてください。
夜のピーマン通りが幻想的


夜はライトアップされて、幻想的な街並みになっています!当然、ショップはお休みの時間なので、お散歩のみです。
なんか、現実から離れたような、素敵な時間でした。現実逃避したい方、是非、夜のピーマン通りをお散歩してみてください。
2025年の最新イベント
【回廊の花咲くリゾナーレ(4/26〜5/25)】
160mにわたる花のトンネルが登場し、まるで花の国の中に入り込んだような美しさ。
今年から 「花咲くBAR」 という新コンテンツも登場し、
花をテーマにしたカクテルやノンアルドリンクが美しく、写真映えも最高。
赤ちゃん連れだと夜のお酒が難しい分、こうした昼のおしゃれドリンクは嬉しい。
【夏のウォーターイベント】
ピーマン通りに水が流れる“水の回廊”や、イルマーレと連動した夏のアクティビティが毎年人気です。
【秋:ハロウィンイベント】
通り全体がモンスターに彩られ、子ども向けの衣装貸し出しや撮影スポットが盛りだくさん。
【冬:イルミネーション & スケート】
クリスマスシーズンはライトアップが見事で、白銀の世界に溶け込む温かな光が幻想的です。
2025〜26年の最新トピック
最新情報として、今年から導入されるプログラムや強化されたポイントを紹介します。
子どものスキーデビューを助ける「雪ッズ(ゆきっず)」開始
2025〜26年シーズンから、スポーツ科学に基づいた子ども向けレッスン「雪ッズ」が導入。
初心者でも怖がらずにスキーに挑戦できるように設計されていて、ファミリーの冬旅を強力にサポートしてくれます。
ウインターファミリープラン
ホットドリンク
星空露天風呂
プール利用
キッズスキーレッスン
など、冬を思い切り楽しめる内容に進化しています。
ウェディングプランの充実
特に夏季の挙式プランで特典が増え、宿泊プレゼント、ナイトチャペルフォトなど嬉しい内容が追加されています。
リゾ婚を検討している人にも注目ポイントです。
リゾナーレ八ヶ岳「ブック&カフェ」

リゾナーレ八ヶ岳のブック&カフェ!
常時3,000冊の本が用意されており、好きな本を読みながら、素敵なカフェタイムを過ごすことのできる素敵な空間です。

また、雑貨なども販売も行っています。
可愛い、雑貨をみたり、好きな本を親子で読んだりと、小さな子供がいても、楽しめる場所ですよ。
リゾナーレ八ヶ岳「八ヶ岳ワインハウス」

山梨といえばワイン。リゾナーレ八ヶ岳には「八ヶ岳ワインハウス」があります。


リゾナーレ八ヶ岳は「ワインリゾート」をテーマにしており、リゾートの中で買えるワインの種類の豊富さは圧巻です。
ただ、赤ちゃん連れの私たちは外でゆっくり飲むのは難しいので…
- 部屋に戻ってから、八ヶ岳ワインショップで買ったワインを少しだけ楽しむ
- ノンアルのブドウジュースが美味しくて赤ちゃんと一緒に乾杯できる
そんなスタイルで楽しみました。
リゾナーレ八ヶ岳の「YYGRILL 〜ワイワイグリル〜」


今回夕食を予約していたレストランが、リゾナーレ八ヶ岳内にあるレストラン「ワイワイグリル」です。
ブッフェスタイルのレストランで、ファミリー大歓迎のあつあつグリル料理が楽しめます。

子供も楽しめるように、キッズブッフェも用意でいくれていました。
ワイワイグリルに関しては、別の記事にまとめていますので、そちらでも確認してみてください。
リゾナーレ八ヶ岳「もくもく湯」

リゾナーレ八ヶ岳のお風呂は「もくもく湯」という名前で、別棟になっています。
残念ながら、オムツが取れてないお子様はこの大浴場には入れないそうです。衛生面なども考える仕方ありませんね。
初日は嫁に大浴場に行ってもらうことにして、私は部屋のお風呂で我慢です。子供たちと部屋のお風呂に入りました。



お部屋のお風呂も広く、ベビー用品も想像以上に充実しており、大満足です。
赤ちゃんがちゃんと沐浴できる用意までしてくれていました。
2日目は私が「もくもく湯」に行かせてもらえるので、お風呂の感想は「【星野リゾート】リゾナーレ八ヶ岳 2泊3日旅2日目の記事に書いています!
赤ちゃん連れ旅で助かった“細かいポイント”
実際に2泊3日して、個人的に「ここが便利だった!」と感じた部分を細かく紹介します。
大浴場が広くて移動しやすい
子供連れだと荷物が多くなりがちですが、更衣室がゆったりしているので慌てずに準備できます。
部屋に加湿器完備
高原は乾燥しやすいので、これはありがたい。
コンビニ的な売店が便利


オムツ、おしりふき、お菓子などが揃っていて助かりました。
品揃え豊富な売店です。
スタッフのホスピタリティが素晴らしい
赤ちゃんがぐずっても優しく対応してくれる。これが星野リゾートクオリティなんだと改めて感じました。
2泊3日のモデルスケジュール(赤ちゃん連れ)
最後に、私たちが実際に過ごしたスケジュールと、これなら真似しやすいというプランをまとめます。
【1日目】
15:00 チェックイン
16:00 ピーマン通りを散策
17:00 早めの夕食
19:00 部屋でゆっくり(寝かしつけ)
21:00 夫婦でワインを少し楽しむ
赤ちゃんの生活リズムに合わせ、無理のないスケジュールに。
【2日目】
8:00 朝食
10:00 イルマーレ(プール)
13:00 部屋で昼寝
15:00 花の回廊イベントへ
17:00 託児を利用して少し夫婦時間
19:00 部屋で夕食+赤ちゃん離乳食
21:00 のんびりタイム
この日はとにかくゆったり。
スケジュールを詰め込まないことが赤ちゃん旅のコツです。
【3日目】
9:00 チェックアウト準備
11:00 ピーマン通りで最後のお買い物
12:00 チェックアウト
13:00 帰路へ
ホテルを楽しみ切った2泊3日でした。
まとめ:リゾナーレ八ヶ岳は“赤ちゃん連れ旅行の理想形”
滞在してみて改めて感じたのは、「赤ちゃんと一緒に大人も楽しめるホテル」は本当に貴重ということ。
ベビー向け設備が圧倒的に充実
スタッフの対応も素晴らしい
食事もアクティビティも質が高い
季節ごとのイベントが魅力的
ピーマン通りの雰囲気が最高
無理なく楽しめる構造になっている
2泊3日ではまだ足りないくらい、魅力いっぱいのリゾートでした。
赤ちゃん連れの初めての旅行にもぴったりですし、
子どもが少し大きくなったら、また違う楽しみ方ができそうです。
2025年も季節イベントがどんどんアップデートされているので、
ぜひタイミングを合わせて訪れてみてください。
二日目、三日目の体験記は下記の記事をご覧ください。
















