
「東京からキャンピングカーを借りて、いつか自由気ままな旅に出てみたい」
そう思っていても、
どこへ行けばいいのかイメージが湧かない
運転や車中泊が初めてで少し不安
子どもやペットがいるけど大丈夫?
など、最初の一歩が踏み出しにくい人も多いはずです。
そこでこの記事では、東京から出発することを前提に、
初心者でも走りやすいエリア
観光・温泉・絶景がバランスよく楽しめるエリア
キャンプ場や道の駅など、車中泊の拠点が見つけやすいエリア
を中心に「東京発キャンピングカー旅のおすすめスポット10選」をまとめて紹介します。
あわせて、
キャンピングカー旅ならではの魅力
旅の計画の立て方
初心者が気をつけたいポイント
東京でキャンピングカーをレンタルするときのチェックポイント
も整理しているので、この記事を読みながら旅のイメージをふくらませてみてください。
また、東京で借せるキャンピングカーレンタル会社も増えていますが、とくに「ジャパンロードトリップ」は初心者・ペット同伴に使いやすいサービスです。
詳しくは、こちらの詳しい解説記事も参考にしてください。
目次
- 1 東京からキャンピングカーで旅に出る魅力
- 2 東京発キャンピングカーで行きたいおすすめスポット10選
- 2.1 ① 富士五湖|富士山ビューと湖畔キャンプの王道エリア
- 2.2 ② 箱根~芦ノ湖|温泉と観光を楽しむショートトリップ
- 2.3 ③ 伊豆半島|海沿いドライブと温泉・グルメを満喫
- 2.4 ④ 房総半島(南房総・館山)|冬も暖かい海辺のリラックス旅
- 2.5 ⑤ 日光・中禅寺湖|世界遺産と湖畔ドライブを楽しむ山岳コース
- 2.6 ⑥ 那須高原・那須塩原|牧場・テーマパーク・温泉がそろう高原リゾート
- 2.7 ⑦ 秩父・長瀞(埼玉)|都心から近い自然満喫スポット
- 2.8 ⑧ 軽井沢・北軽井沢|避暑地と高原アウトドアを楽しむ定番コース
- 2.9 ⑨ 八ヶ岳・清里高原|星空と高原レジャーを満喫する大自然エリア
- 2.10 ⑩ 草津温泉周辺(群馬)|名湯と山の景色を楽しむ温泉キャンピングカー旅
- 3 東京発キャンピングカー旅の計画の立て方
- 4 キャンピングカー初心者が気をつけたいポイント
- 5 東京でキャンピングカーをレンタルするなら?
- 6 まとめ|東京発キャンピングカー旅で、自分だけの“定番ルート”を見つけよう
東京からキャンピングカーで旅に出る魅力

ホテルやチェックイン時間に縛られない自由さ
キャンピングカー旅の一番の魅力は、「どこで泊まるかを自分で決められる自由さ」です。
ホテルや旅館に泊まる場合は、
チェックイン時間に合わせて行動しなければならない
宿の場所を基準にルートを組む必要がある
といった制約がありますが、キャンピングカーなら「今日はここが居心地いいから、この近くで一泊しよう」など、その日の天気や気分で柔軟に予定を変えられます。
観光地で思わず長居してしまっても、慌てて宿へ向かう必要がないのは、キャンピングカーならではの気楽さです。
荷物が多いファミリー・ペット連れでも快適
子ども連れの家族旅行や、ペットとの旅行では、どうしても荷物が多くなります。
ベビーカーや着替え、おもちゃ、フードやトイレ用品などを持ち歩いていると、普通の車や公共交通機関ではかなり窮屈になりがちです。
キャンピングカーであれば、
車内に荷物を置いたまま観光できる
子どもが疲れたらすぐ横になれる
ペット用のスペースを確保しやすい
といったメリットがあり、「移動時間そのものがストレス」になりにくいのもポイントです。
道の駅・RVパーク・キャンプ場を拠点に旅を組み立てられる
近年は、車中泊歓迎のキャンプ場やRVパーク、24時間利用できるトイレ付きの道の駅など、「車旅に優しいスポット」が全国的に増えています。
東京から出発するキャンピングカー旅でも、
昼間は観光地や絶景スポットを巡る
夜は道の駅やキャンプ場でゆっくり休む
というリズムで旅を組み立てやすく、ホテル予約が取りづらい繁忙期でも旅の自由度を保ちやすくなっています。
東京発キャンピングカーで行きたいおすすめスポット10選
ここからは、実際に「東京からキャンピングカーで行きやすいおすすめエリア」を10カ所ピックアップします。
走行距離が極端に長すぎない
途中にSA・PAや道の駅があり、休憩をはさみながら走りやすい
キャンプ場や車中泊スポットが見つけやすい
といった条件を意識して選んでいるので、初めてのキャンピングカー旅にも使いやすいラインナップです。
① 富士五湖|富士山ビューと湖畔キャンプの王道エリア
見どころ・おすすめ観光スポット
東京からキャンピングカーで出かけるなら、まず押さえておきたいのが富士五湖エリアです。
河口湖・山中湖・西湖・精進湖・本栖湖と、それぞれ雰囲気の違う湖が点在し、どこからでも雄大な富士山を望めるのが最大の魅力。
河口湖周辺には、ロープウェイ・美術館・カフェ・日帰り温泉など観光施設がぎゅっと集まっていて、初めてのキャンピングカー旅でも動きやすいエリアです。
山中湖は湖畔サイクリングやSUPなどのアクティビティが豊富で、アクティブ派のファミリーに人気。
本栖湖側まで足を伸ばせば、透明度の高い湖と静かな森に囲まれた、より“キャンプ感”のある時間を過ごせます。
車中泊・キャンプの候補エリア
富士五湖周辺には、オートキャンプ場やRVパーク、車中泊OKの道の駅が豊富にあります。
河口湖・西湖・本栖湖畔のオートキャンプ場
山中湖周辺の高規格キャンプ場
道の駅なるさわ・道の駅富士吉田 など
湖畔サイトなら、朝起きた瞬間から目の前に湖と富士山という、キャンピングカー旅ならではの絶景が待っています。
人気エリアなので、ハイシーズンや週末は早めの予約がおすすめです。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:河口湖周辺+山中湖など、湖を1~2カ所に絞って観光
2泊3日:河口湖拠点に観光+本栖湖や精進湖側でゆったりキャンプ
東京からの走行距離も比較的短く、山道の運転もそこまでハードではないため「キャンピングカー旅デビュー」にもちょうど良いエリアです。
② 箱根~芦ノ湖|温泉と観光を楽しむショートトリップ
見どころ・おすすめ観光スポット
「温泉も観光も外したくない」という人にぴったりなのが、箱根~芦ノ湖エリア。
美術館巡りや大涌谷、ロープウェイ、芦ノ湖の遊覧船など、王道の観光スポットがコンパクトにまとまっているので、短い日程でも満足度の高い旅ができます。
特に芦ノ湖周辺は、湖越しに富士山を望める絶景ポイントが多く、キャンピングカーを停めてのんびり景色を眺めるだけでも贅沢な時間に。
日帰り温泉施設も数多くあるので、「キャンプ+温泉」「車中泊+温泉」という組み合わせも楽しめます。
車中泊・キャンプの候補エリア
箱根周辺は標高差があり、道が細い場所もあるので、キャンピングカーのサイズに合わせてルートを検討するのがポイントです。
芦ノ湖周辺のキャンプ場・オートキャンプ場
箱根口寄りのRVパーク・車中泊スポット
周辺の道の駅(箱根峠まで足を伸ばすルートも)
観光施設併設の駐車場は高さ制限がある場合もあるため、事前に「高さ制限・立体駐車場かどうか」を確認しておくと安心です。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:1日目に箱根湯本~大涌谷~芦ノ湖方面へ観光、夕方から温泉&車中泊
2泊3日:中日に美術館巡りや芦ノ湖周辺散策をゆっくり楽しむ
東京からの距離が近く、渋滞さえ避ければ移動時間も短いので、「週末だけ」「1泊だけ試したい」というときにも使いやすいコースです。
③ 伊豆半島|海沿いドライブと温泉・グルメを満喫
見どころ・おすすめ観光スポット
東京から少し足を伸ばして「非日常感」を味わいたいなら、伊豆半島が有力候補。
東伊豆の熱海・伊東・伊豆高原エリアから、河津・下田・南伊豆、西伊豆の戸田・土肥・松崎まで、ぐるりと半島を回るだけでも見どころだらけです。
海沿いの絶景ドライブコースに加え、温泉地、白砂のビーチ、断崖絶壁の景勝地、海鮮グルメ、海を望む露天風呂など、「これぞリゾート」という要素がぎゅっと詰まっています。
季節によっては河津桜や新緑、夏の海水浴、秋の夕日など、何度訪れても違う表情を見せてくれるエリアです。
車中泊・キャンプの候補エリア
伊豆半島は、海沿いのオートキャンプ場や高台から海を望めるキャンプ場が多いのが特徴。
東伊豆・南伊豆の海沿いキャンプ場
西伊豆の夕日が美しいキャンプ場・RVパーク
道の駅伊東マリンタウン、道の駅開国下田みなと など
キャンピングカー旅なら、「今日はこのビーチで遊んで、そのまま近くのキャンプ場へ」「夕日がきれいそうだから、西伊豆側に回ろう」など、その場の天気や気分で柔軟に動けるのが大きな魅力です。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:東伊豆(熱海・伊東・伊豆高原)を中心に、海沿いドライブ+温泉
2泊3日:下田・南伊豆まで足を伸ばし、2泊目は西伊豆側で夕日と温泉を楽しむ
3泊以上:伊豆半島を時計回り/反時計回りにぐるっと一周するロングトリップもおすすめ
距離としては少し長めですが、その分「旅している感」が強く、キャンピングカーの楽しさを存分に味わえるコースです。
④ 房総半島(南房総・館山)|冬も暖かい海辺のリラックス旅
見どころ・おすすめ観光スポット
東京からアクアラインや京葉道路でアクセスしやすい房総半島は、「冬でも比較的あたたかい」のが大きな魅力。
館山・南房総エリアには、海沿いのドライブコース、花畑、灯台、海鮮グルメスポットが点在していて、のんびり雰囲気の海辺旅が楽しめます。
春先には菜の花畑や花の名所が多く、「一足早い春」を感じられるのも房総ならでは。
海鮮丼や浜焼き、道の駅のソフトクリームなど、“寄り道グルメ”を楽しみながら、ゆったり走るスタイルが似合うエリアです。
車中泊・キャンプの候補エリア
館山・南房総の海沿いオートキャンプ場
内房側・外房側それぞれのキャンプ場やRVパーク
道の駅ちくら・道の駅とみうら・道の駅保田小学校 など
海に近いキャンプ場では、波の音を聞きながら過ごせるところも多く、朝夕の海岸散歩も気持ち良いです。
冬場のキャンピングカー旅を考えているなら、関東の中でも特におすすめのエリアです。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:館山周辺をメインに、海鮮グルメ+灯台+花スポット
2泊3日:初日は内房、2日目は南房総・外房側へと、ぐるっと半島を回るルート
⑤ 日光・中禅寺湖|世界遺産と湖畔ドライブを楽しむ山岳コース
見どころ・おすすめ観光スポット
歴史と自然の両方を楽しみたいなら、日光・中禅寺湖エリアがぴったり。
日光東照宮や輪王寺、二荒山神社など世界遺産の社寺をめぐったあと、いろは坂を上って中禅寺湖・戦場ヶ原方面へ抜けるルートは、まさにドライブの王道コースです。
中禅寺湖畔や華厳の滝、戦場ヶ原の散策路など、キャンピングカーを停めて少し歩くだけで絶景に出会えるスポットも豊富。
秋の紅葉シーズンは混雑しますが、その分景色は圧巻です。
車中泊・キャンプの候補エリア
日光市街地周辺のオートキャンプ場
中禅寺湖周辺のキャンプ場・RVパーク
周辺の道の駅(日光街道沿い)
標高差が大きく、特に中禅寺湖周辺は朝晩冷え込むので、季節によっては防寒対策をしっかりしておくのがポイントです。
いろは坂はカーブが多いので、スピード控えめで安全運転を心がけましょう。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:1日目に日光東照宮周辺観光、2日目に中禅寺湖周辺をドライブ
2泊3日:中日を戦場ヶ原や湯元温泉でゆっくり過ごす、温泉+ハイキングのゆったりプラン
⑥ 那須高原・那須塩原|牧場・テーマパーク・温泉がそろう高原リゾート
見どころ・おすすめ観光スポット
ファミリーに特に人気なのが那須高原・那須塩原エリア。
那須どうぶつ王国・那須ハイランドパーク・南ヶ丘牧場など、子どもが楽しめるスポットが集まっているうえ、大人向けの美術館やおしゃれカフェも豊富です。
少し北上すれば那須塩原温泉郷もあり、渓谷沿いの露天風呂や秘湯感のある温泉も楽しめます。
夏は避暑地として過ごしやすく、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに違う魅力がある高原リゾートです。
車中泊・キャンプの候補エリア
那須高原のオートキャンプ場・高規格キャンプ場
那須塩原周辺の森に囲まれたキャンプ場
道の駅那須高原友愛の森・道の駅明治の森黒磯 など
高原エリアなので、夏でも朝晩は冷えることがあります。
標高が高い分、星空観賞にも向いていて、キャンピングカー旅の醍醐味を味わえるエリアです。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:那須高原で牧場やテーマパーク中心に遊ぶ
2泊3日:1泊目は那須高原、2泊目は那須塩原温泉エリアに移動して温泉を満喫
⑦ 秩父・長瀞(埼玉)|都心から近い自然満喫スポット
見どころ・おすすめ観光スポット
「できるだけ走行時間を短くして、自然を楽しみたい」という人におすすめなのが、秩父・長瀞エリア。
長瀞のライン下り、岩畳の絶景、宝登山、秩父神社など、山と川の景色を満喫できるスポットがコンパクトにまとまっています。
秩父は、札所巡りや小さな温泉、わらじかつ丼・ホルモンなどのローカルグルメも人気。
春の芝桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬のライトアップと、季節を変えて何度も通いたくなるエリアです。
車中泊・キャンプの候補エリア
荒川沿いや山間部のオートキャンプ場
秩父市周辺のキャンプ場・RVパーク
道の駅ちちぶ・道の駅果樹公園あしがくぼ など
山間部の細い道もあるので、大きめのキャンピングカーの場合は主要ルートを中心に走ると安心です。
都心から近い分、週末や連休は混みやすいので、早めのチェックインや平日利用も検討してみてください。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:長瀞観光+秩父市内散策のコンパクトプラン
2泊3日:1日目に長瀞、2日目に秩父の山側や温泉をじっくり楽しむ
⑧ 軽井沢・北軽井沢|避暑地と高原アウトドアを楽しむ定番コース
見どころ・おすすめ観光スポット
おしゃれな避暑地として定番の軽井沢エリアは、キャンピングカー旅との相性も抜群。
旧軽井沢の街歩きやアウトレットでのショッピング、カフェ巡りのほか、少し走れば白糸の滝や浅間山周辺の自然スポットにもアクセスできます。
北軽井沢側まで行くと、高原キャンプ場や牧場、アスレチック施設などが増え、よりアウトドア感のある旅に。
夏は特に過ごしやすく、ペット同伴OKの施設も多いため、愛犬連れにも人気のエリアです。
車中泊・キャンプの候補エリア
北軽井沢・浅間高原の大規模オートキャンプ場
軽井沢周辺の高原キャンプ場
周辺の道の駅(ツーリングの拠点としても人気)
標高が高いため、夏でも夜は上着が必要なくらい冷え込むことがあります。
キャンピングカーのFFヒーターや寝具の準備をしっかりしておくと、快適度がグッと上がります。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:軽井沢街歩き+周辺の自然スポットを少し巡る
2泊3日:1泊軽井沢周辺、2泊目は北軽井沢のキャンプ場でゆったり滞在
⑨ 八ヶ岳・清里高原|星空と高原レジャーを満喫する大自然エリア
見どころ・おすすめ観光スポット
八ヶ岳・清里高原エリアは、「とにかく自然の中でのびのび過ごしたい」という人におすすめ。
牧場や高原の公園、トレッキングコース、渓谷、滝など、アウトドア派が喜ぶスポットがたくさんあります。
標高が高く空気が澄んでいるため、星空の美しさも格別。
キャンピングカーを停めて空を見上げれば、街では見られない満天の星が広がります。
車中泊・キャンプの候補エリア
八ヶ岳・清里エリアの高原キャンプ場
牧場併設のキャンプ場やRVパーク
周辺の道の駅(信州側・山梨側ともに選択肢あり)
夏の避暑キャンプや秋の紅葉狩りに特に人気で、ハイシーズンは予約が取りづらいことも。
標高が高い分、天候の変化が早いので、防寒具やレインウエアも忘れずに。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:清里高原周辺で牧場・展望スポットを中心に観光
2泊3日:1日は清里、もう1日は反対側の諏訪・蓼科方面や小淵沢方面へ回る高原周遊プラン
⑩ 草津温泉周辺(群馬)|名湯と山の景色を楽しむ温泉キャンピングカー旅
見どころ・おすすめ観光スポット
日本三名泉のひとつとして有名な草津温泉は、「温泉メインのキャンピングカー旅」をしたい人にぴったり。
湯畑を中心とした温泉街の雰囲気は抜群で、湯けむりに包まれた街並みをそぞろ歩きするだけでも旅気分が高まります。
周辺には、草津白根山や志賀高原方面への山岳道路もあり、季節が合えば雪の回廊・紅葉などの絶景ドライブも楽しめます(時期によって通行規制があるため、事前確認は必須)。
車中泊・キャンプの候補エリア
草津周辺のオートキャンプ場
少し離れた高原キャンプ場(万座・嬬恋方面など)
周辺の道の駅(長野原草津口方面など)
草津温泉街の中心部は坂が多く、駐車場も限られているため、キャンピングカーは少し離れた駐車場やキャンプ場からバス・徒歩でアクセスする形をとると安心です。
何泊がおすすめ?モデル日程の目安
1泊2日:到着後は温泉街を散策して1泊、翌日は周辺の高原をドライブ
2泊3日:1日は草津温泉で湯めぐり、もう1日は嬬恋・万座方面に足を伸ばす山岳ドライブ
東京発キャンピングカー旅の計画の立て方

無理のない走行距離を意識する
キャンピングカーは普通車に比べて車体が大きく、加速・減速・カーブなどでも慎重な運転が必要になります。
そのため、一般的なドライブの感覚で「1日○百キロ走れるだろう」と考えると、思った以上に疲れてしまうことも。
初心者なら「1日200~250km前後」を目安
山道が多いルートでは、時間に余裕を持つ
観光をたくさん入れたい場合は、その分移動距離を短めにする
といった点を意識して、プランを組むのがおすすめです。
「行きたい場所」より「泊まりたいエリア」から逆算する
ホテル予約がいらないとはいえ、「どのあたりで泊まるか」のイメージは事前に持っておいたほうが安心です。
大まかな宿泊エリア(例:初日は富士五湖、2日目は本栖湖方面 など)
近くのキャンプ場やRVパーク、道の駅の候補を2〜3カ所チェック
トイレや水場の有無、ゴミの扱い、周囲の環境を事前に確認
といった準備をしておけば、当日の状況に合わせて柔軟に選びつつも、行き当たりばったりになりすぎません。
季節と標高差に注意する
東京から少し走るだけで、標高1000m近い高原や、海風が強い海辺など、気候が大きく変わるエリアに行けます。
高原エリア:夏でも夜は冷え込むことがある
海辺エリア:風が強く、タープ設営が難しい場合もある
冬季:路面凍結や積雪があるエリアは、スタッドレスタイヤ必須
など、季節と目的地に合わせて装備やルートを考えることが大切です。
キャンピングカー初心者が気をつけたいポイント
車体サイズと高さ制限
キャンピングカーは、長さだけでなく「高さ」も重要です。
立体駐車場・地下駐車場は基本NG
高さ制限2.1mの駐車場には入れない車種も多い
トンネル・高架下・看板の高さにも注意
目的地の駐車場がどうなっているか、事前に公式サイトや地図でチェックしておくと安心です。
車中泊マナー
最近は車中泊が注目される一方で、マナー違反が問題視されることも増えています。
駐車場での椅子・テーブルの展開はNGな場所が多い
ゴミは必ず持ち帰る(捨てて良い場所かどうかを必ず確認)
エンジンかけっぱなし・大音量の音楽・深夜の騒ぎ声は厳禁
など、「あくまで車を停めさせてもらっている場所」という意識を忘れないことが大切です。
荷物の積み方・動線を意識する
キャンピングカーは室内スペースがあるとはいえ、油断するとすぐに荷物でいっぱいになります。
よく使うものは出入り口やテーブル周りに近い収納へ
就寝時に床が荷物で埋まらないよう、天井・壁側収納を活用
片付けのルールを乗車メンバーで共有しておく
といった工夫をしておくと、旅の快適度が一気に上がります。
東京でキャンピングカーをレンタルするなら?
東京発のキャンピングカー旅を計画するなら、まずはレンタル会社選びから始まります。
レンタル会社選びのポイント
拠点の場所(自宅からアクセスしやすいか)
車両のクラス・定員・装備(家族構成や旅のスタイルに合っているか)
料金体系(シーズン料金・長期割引・早割など)
ペット同伴の可否・条件
保険・補償プランの内容
これらを比較しながら、自分たちの旅スタイルに合う会社を選びましょう。
「ジャパンロードトリップ」など専門レンタル会社もチェック
キャンピングカー専門のレンタル会社であれば、
キャンピングカーに特化した車両ラインナップ
おしゃれな内装やペット同伴可の車両
初心者向けの説明やサポート体制
など、普通のレンタカーとは違った強みがあります。
東京発の記事であれば、別記事で詳しく紹介している
ジャパンロードトリップを利用するのが最もおすすめです。
関連記事:ジャパンロードトリップでキャンピングカーレンタル|初心者・ペット同伴OKの完全ガイド
まとめ|東京発キャンピングカー旅で、自分だけの“定番ルート”を見つけよう
東京から少し走るだけで、
富士山と湖を望む王道の絶景エリア
温泉と観光をセットで楽しめる山岳リゾート
海沿いドライブが気持ちいい半島エリア
高原の涼しさと星空が魅力のアウトドアエリア
など、キャンピングカー旅にぴったりなスポットがいくつも広がっています。
最初から完璧なルートを作ろうとする必要はありません。
まずは近場のエリアで1泊2日のショートトリップを試してみて、少しずつ走る距離や泊数を伸ばしていけばOKです。
何度か旅を重ねるうちに、
「夏は毎年ここに行きたくなる」
「このルートは家族みんなのお気に入り」
といった、自分たちなりの“定番ロードトリップ”がきっと見つかるはず。
キャンピングカー旅は、移動手段でありながら、同時に「自分だけの小さな別荘」を持ち歩いているようなもの。
東京発のロードトリップで、ぜひあなただけのお気に入りルートを見つけてみてください。
具体的なレンタル方法や料金の目安、ペット同伴可の車種などは、ジャパンロードトリップの解説記事でチェックしてみてください。










