
下関を訪れるなら、絶対に外せないスポットが「唐戸市場」。
早朝から活気あふれる掛け声が響き、ずらりと並ぶ新鮮な魚介類、そして市場ならではの豪快な海鮮グルメ。週末は「活きいき馬関街」として寿司や海鮮丼が並び、観光客も地元客も思わず笑顔になる“食の楽園”です。
関門海峡の海風を感じながら味わう海鮮は格別で、市場の中には写真映えするスポットや食べ歩きにぴったりのグルメが勢揃い。初めて訪れる人はもちろん、リピーターも魅了し続ける唯一無二の市場です。
本記事では、唐戸市場の見どころからおすすめの楽しみ方、人気グルメ、訪れる際のポイントまで、初めての方でも満喫できるように分かりやすく紹介します。
「次の週末、どこへ行こう?」と迷っているなら、唐戸市場の“食と活気のエンターテインメント”に触れてみませんか?
目次
唐戸市場とは|下関を代表する海鮮市場の魅力

<<出典:唐戸市場公式ホームページ>>
唐戸市場(からといちば)は、山口県下関市にある全国屈指の観光市場です。関門海峡を目の前に臨む絶景ロケーションと、毎朝届く新鮮な魚介類を手軽に味わえる魅力から、国内外の観光客が訪れる大人気スポットとなっています。
特に週末限定の「活きいき馬関街(いきいきばかんがい)」は、市場の1階が海鮮屋台街に変貌し、寿司・海鮮丼・フグ料理が溢れかえる名物イベントとして有名です。
唐戸市場の魅力、名物グルメ、ベストな回り方、旬の時期、周辺観光まで“唐戸市場を最大限楽しむための完全ガイド”として、詳しく解説します。
| 住所 | 山口県下関市唐戸町5-50 |
| 電話番号 | 083-231-0001 |
| 営業時間(市場・小売) | 月〜土曜日:5:00〜15:00 / 日曜・祝日:8:00〜15:00 ※店舗により異なる場合あり |
| 週末・祝日イベント「活きいき馬関街」開催時間 | 金・土曜日:10:00〜15:00 / 日曜・祝日:8:00〜15:00(※売り切れ次第終了) |
| 駐車場 | 唐戸市場専用駐車場あり(約572台収容)/市場まで徒歩約1分 |
| アクセス(公共交通) | JR下関駅からバスで「唐戸」下車、徒歩3〜4分 |
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唐戸市場が人気の理由
<<出典:唐戸市場公式ホームページ>>
本物の市場の空気を観光客が体験できる
唐戸市場は一般的な「観光市場」ではなく、プロの料理人・仲買人が毎日仕入れに訪れる本格的な卸売市場です。活気あふれる朝の市場では、鮮魚が並べられ、威勢の良い声が響き、リアルな市場の空気をそのまま体験できます。
目の前の海で獲れた新鮮な魚介が並ぶ
唐戸市場の魚は関門海峡・日本海・瀬戸内海など、近海で水揚げされた旬の魚が中心。海峡の強い潮流で身がひきしまった魚が多く、鮮度も味も抜群です。
観光・グルメ・海景色のすべてが揃う市場
市場のすぐそばには海が広がり、外のテラスやベンチで海を眺めながら食べる海鮮は格別。周辺には水族館や博物館など観光スポットも多く、1日中楽しめる立地となっています。
唐戸市場の魅力① 新鮮な魚介の宝庫
下関名物・フグを本場で味わえる
下関といえばフグの街。唐戸市場でもフグは主役級の存在です。
フグ刺し
フグの唐揚げ
フグ汁
焼きフグ
フグ寿司
本場ならではの鮮度と価格で楽しめるのが最大の魅力です。
旬の魚が季節ごとに入れ替わる
唐戸市場では、四季ごとの旬を体験できます。
春:サワラ、タイ、イカ
夏:アジ、ハモ、ウニ
秋:サバ、ヒラメ、アオリイカ
冬:フグ、アンコウ、ブリ
「今この時期に一番美味しい魚」が常に並んでいるのが唐戸市場の強みです。
活魚の迫力がすごい
巨大なヒラメやブリ、クエが泳ぐ生け簀の迫力は圧巻。
店によっては購入した魚をその場で捌いてくれるので、最高レベルの鮮度で味わえます。
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唐戸市場の魅力② 週末イベント「活きいき馬関街」
<<出典:馬関街HP>>
市場が屋台村に変身する名物イベント
金・土・日・祝日に開催される「活きいき馬関街」は、唐戸市場の名物イベント。市場の1階に寿司や海鮮丼、揚げ物がズラリ並びます。
このイベントの魅力は、ネタが大きくボリューム満点で、その場で握られた寿司を手軽に楽しめる点。どの店も個性があり、食べ比べが楽しい“海鮮フェス”のような雰囲気です。
人気メニューの例
大トロ握り
ウニ・イクラ丼
炙りサーモン握り
フグの唐揚げ
フグ汁
旬魚の海鮮丼
タコ唐揚げ
土日祝日は非常に人気で、特に午前中の品揃えが豊富です。
活きいき馬関街の回り方のコツ
まずは全店舗を1周して種類を把握
気になる寿司・丼を少しずつ購入
トレーを持ってテラス席や2階へ
海を眺めながら食べる
足りなければ追加で買いに行く
これが“唐戸市場スタイル”の楽しみ方です。
唐戸市場の魅力③ 海峡が広がる絶景ロケーション
関門海峡を目の前に食事できる
唐戸市場の外にはテラスやベンチがあり、雄大な関門海峡を眺めながら食事を楽しめます。
晴れた日は特に最高で、潮風を感じながら食べる海鮮は、店内では味わえない特別な美味しさがあります。
海峡を行き交う船も観賞できる
大型船やフェリー、観光船など、様々な船が海峡を通り抜けていく様子は見応え抜群。
子ども連れにも人気です。
唐戸市場の魅力④ 買い物も楽しめる充実のお土産エリア
海産物を中心にお土産が豊富
市場内には鮮魚のほか、土産物や加工品も多数揃っています。
フグのひれ
ひれ酒
フグの身入り商品
乾物
練り物
下関名物の調味料
海産物弁当
干物
冷蔵・冷凍配送にも対応している店が多く、自宅まで送ることも可能です。
唐戸市場の魅力⑤ 周辺観光もセットで楽しめる立地
唐戸市場周辺には人気観光地が密集しています。
徒歩で行けるスポット
水族館(イルカショーが人気)
海峡ゆめタワー
歴史関連施設(維新・幕末関連の展示が豊富)
海の見える商業施設
船で訪れる門司港レトロ
市場横の桟橋から出ている船に乗れば、わずか約5分で対岸の門司港レトロへ。
下関と門司港をセットで楽しめるのは唐戸市場ならではの魅力です。
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唐戸市場を120%楽しむコツ
1. 早めに到着して市場の活気を満喫
朝の市場は魚が並び始める時間帯で最も活気があります。観光より“市場”を体験したい人には特におすすめ。
2. 週末は午前中に訪れる
活きいき馬関街の寿司・海鮮丼は、人気のネタからなくなるため午前中が狙い目です。
3. テラス席で海を見ながら食べる
唐戸市場の醍醐味は“海辺ランチ”。
晴れた日のテラス席は最高の特等席です。
4. 食後は周辺散策へ
市場で食べて終わりではなく、周辺の観光施設もセットで楽しむのが唐戸市場の理想的な回り方です。
5. 最後にお土産エリアをチェック
フグ関連商品や海産物のお土産を買って帰れば旅の余韻も続きます。
唐戸市場に行くベストシーズン
冬(12月〜2月)
フグが最も美味しい季節
白子入りのフグ料理も絶品
春(3月〜5月)
タイ・サワラ・イカが旬
気候もよく観光に最適
夏(6月〜8月)
アジやイカが甘くて美味
外で食べる海鮮が気持ちいい
秋(9月〜11月)
脂がのった魚が増える
観光客も適度で過ごしやすい
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唐戸市場まとめ|“海鮮エンタメ市場”は絶対に行くべき
唐戸市場は、単なる魚市場ではありません。
新鮮な魚の迫力、週末の屋台イベント、美味しい海鮮、市場の活気、海の絶景——。
これらがすべて揃った“日本屈指の海鮮エンタメ市場”です。
フグを本場で味わいたい
海鮮丼や寿司を手軽に食べたい
市場の臨場感を楽しみたい
観光スポットをまとめて巡りたい
そんな旅の目的をすべて満たしてくれるのが唐戸市場。
下関を訪れるなら、唐戸市場は絶対に外せない必訪スポットです。
海の恵みを感じ、活気あふれる市場で過ごす時間はきっと旅のハイライトになるはず。
ぜひ一度、本場の海鮮を味わいに唐戸市場を訪れてみてください。









